L野村義人会長 ごあいさつ
木之本ライオンズクラブ
2023〜2024
 
会 長 
L 森川 勝
 
 
このたび、60年の歴史と伝統ある木之本ライオンズクラブの第60代会長に就任する事となり、大変名誉なことと感ずると共に、果たして私に務まるのか不安な日々を過ごしております。
 さて、組織というものは、年数を重ねるにつれ、又、肥大化すると共に当初の組織の目的を忘れてしまい、組織を維持するのが目的になってしまいます。企業も組織ですが、企業は利益を追求して社会に貢献するものですから当てはまりませんが、自分達の組織の護身を第一にやっている良い(悪い)例が国の省庁です。彼らは国の予算を隠れ蓑にして組織の護身ばかりやっています。勿論組織が存続しなければ目的は達成されませんが。身近な例ではJA農協です。農協とは本来、国民の食糧を生産する農家の支えをするのが目的であったはずなのですが、今の農協はその目的を忘れてしまい、農協という組織を維持するのが目的になってしまっています。世界中でクラブ数が5万、会員数が130万人を超える大きな組織ライオンズクラブにも何か同じような事が見え隠れしてなりません。私には。
 時が経てば社会は変化します。人も変わり、人の価値観も変わります。人の価値観の変化に順応できないものはいずれ消えていきます。それが人間社会です。木之本ライオンズクラブは末端のクラブですが、私達の出来る事から変えていかないと木之本ライオンズクラブもいずれ無くなります。もっと若い世代の意見を聞いて、変化していこうではありませんか。
 次年度は皆さん周知の通り大きな節目の年を迎えます。CN60周年の年に思いっきり爆発していただくために、今年度は粛々と事業を行っていただき、爆発のためのエネルギーを蓄積する年にしたいと考えております。
 結びに、頼りない会長ですが一年間務めさせていただきますので、皆様のお力添えをお願い申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。